こんにちは。今回の記事では『おススメの少人数制の塾・予備校5選』というテーマでお話をしていきたいと思います。まずは少人数制の塾・予備校に合う生徒はどのような生徒になるのか?そこから見ていきましょう。

少人数制の塾・予備校に合っている生徒

高校偏差値帯にかかわらず、以下に挙げるポイントに関して該当する生徒には少人数制の塾・予備校がおススメになるでしょう。

①基礎学力に不安がある生徒

これは大手予備校や中堅予備校などのある程度の大人数から中規模の人数を相手に授業を展開する予備校の特徴である『予習型授業』についていけるかどうかという視点で重要です。基本的に大手予備校や中堅予備校のスタイルは一方通行の授業でかつ、大学受験に必要な知識を難関大学の実際の過去問などを題材に授業を進めます。1,2年時の基礎が分かっている前提でこうした授業は進んでいきますので、基礎学力は必要になるでしょう。おおよその目安ですが、3科目で模試の個人偏差値が55以上あればついていけるでしょう。

こうした基礎学力に不安があり、ついていけない可能性があれば、少人数制の塾・予備校で基礎からしっかりと授業で実施してくれる環境に身を置いた方が成績は上がるでしょう。

②自己管理能力に不安がある生徒

①に付随する部分でもありますが、大手予備校や中堅予備校の場合は大抵の場合、自身で現時点の学力に対して必要な授業を取捨選択し受講していきます。もちろん面談を実施してくれるチューターと呼ばれる大学生のアルバイトや社員さんも存在はしますが、授業を実施していない、生徒の学力も3カ月に1度程度の模試などでしか把握できていない状態でアドバイスをします。

この状況で逆の立場で、踏み込んだ的確なアドバイスはできるでしょうか。相当難易度が高いことが分かります。つまり自分自身で苦手分野や範囲を把握して、適切なタイミングで復習を計画でき、そして受講すべき講義の取捨選択や優先順位が自分で決めるのが難しいと感じる、自己管理能力に不安があれば大手予備校や中堅予備校ではなく、少人数制の塾・予備校でそうした”管理”の部分まで面倒を見てくれる塾・予備校に身を置いた方が良いでしょう。

③GMARCH以上など難関大学を目指したい人

①②の状況で難関大学を目指すのではなく、とにかく密着指導と管理をしてほしいというニーズであれば、料金は割高になりますが個別指導スタイルも合っている可能性があります。しかしGMARCH以上や国公立などある程度難関大学を目指したい場合は、個別指導だと難しいケースが多いため、少人数制の塾・予備校である程度ペースは少人数制だとしても集団で引っ張っていってもらい、個別の課題や管理はプラスαで面倒を見てもらえる環境でないと厳しいでしょう。

これは何も個別指導スタイルが悪いと言いたいわけではなく、大学受験と個別指導スタイルが相性が悪いという問題です。どういうことかと言うと、個別指導スタイルはメインは高校受験や中学受験ですが、大学受験の規模になると絶対的な知識量で大きな差が出来ます。その場合、個人のペースに合わせがちな個別指導スタイルだと全範囲が終わらないケースが多いからです。想像すれば分かりますが、1人で誰も競争相手がいない環境でマラソンを走っていても好タイムを出せないですよね?ましてやそれが上位10%程度のGMARCH以上や国公立になってきた場合は、言わずもがなです。

高い目標を掲げる以上、ペース配分や競争意識による必要な緊張感は成績を上げる上では非常に重要な要素になります。ですので①②に該当する方でさらにGMARCH以上や国公立などの難関大学を目指したい方は少人数制の塾・予備校で志望校に向けてペースに関してはある程度集団で引っ張っていってもらい、しっかりと個別のサポートを受けられる環境が合っていると言えるでしょう。

▼少人数授業塾・予備校おススメランキング(気になる人はクリック!)

※口コミをもとにしたランキングです。

NO.1 EDIT STUDY

NO.2 Z会東大進学教室/Z会進学教室 大学受験部

NO.3 北九州予備校

NO.4 富士学院

NO.5 SG予備学院【集団指導】